K2戦車の完全国産化努力、時間に追われ水の泡になるのか
http://news.heraldcorp.com/view.php?ud=20201012001057

国産とドイツ製を混ぜた「混種心臓」を装着したK2(黒豹)戦車のパワーパックを完全国産化する努力が再び危機に直面した。

これまでK2戦車の「心臓」は、2015年に第1次ドイツ製パワーパック(エンジン+変速機)を単100台、2019年には
第2次韓国製エンジンとドイツ製変速機(ドイツRENK社製作)が混合したパワーパックを単100台、計200台が運用されている。
「韓国型電車」という名前をつけるのは曖昧な状況だ。

これを受け、防衛事業庁(以下、防衛事業庁)は21年3次量産分に国産変速機が含まれた純粋国産パワーパックを開発するという
目標を立て、現在、メーカー側と耐久度評価を準備している。
しかし、3次量産契約を控え、時間に追われ、国産変速機の適用が難しくなっている。

K2戦車の3次量産に国産変速機を採択するためには、年内に耐久度評価を終えなければならない。 このためには、電車の寿命周期
である9600kmだけ変速機を回さなければならないので、所要時間だけで320時間。 この過程に必要な時間は最小限にしても3ヶ月だ。

時間が差し迫っている状況にもかかわらず、放事庁は業者との手続きで8週間近い時間を浪費し、ひんしゅくを買っている。

変速機開発会社のS&T重工業などによると、国産変速機の「初生産品検査推進のための契約前量産品品質保証活動承認申請」
過程で釈然としない理由で混乱が生じたという。

最初生産品検査を控え、品質保証承認過程で防事庁はS&T重工業側に申請書の提出を要求した。 業者が申請書を提出し、
放事庁がこれを承認すれば、最初の生産品検査につながる過程だった。