どうも時代が変わって来てる気がする。

平成末まで「高付加価値で差別戦略!高くてもいいものを!」だった。

だがいざコロナを経験し、中高年高齢者が増えてきた今、

「ナポリタンもカレーもラーメンもそばうどんもカツ丼も牛丼」も、
「若い頃に食べた懐かしい日常食」こそが求められているのでは?
若い頃のように好奇心もなく年をとるほど保守的になるだけだから。

古く、永井荷風は晩年、いつも同じ店に通って同じメニューを食べていたという。
「違う店に行ってがっかりすると嫌だから確実にいつも同じ味」しか食べなかったそうな。
若い頃ほど飽きっぽくない高齢者にしかできないことだ。

私も若い頃は全く理解できなかったが今は永井荷風の気持ちがわかるようになった。

ようつべも昔の映像で大儲けとか。飲食店も昔の味を復刻したほうが儲かるかも。
デパート最上階レストランのお子様ランチもう一度食べてみたい。さすがに恥ずかしいけど。
高齢者向けランチ創ってくれない?