戦前の各国海軍の軍人達の間では
従来の戦艦主軸の砲戦こそが海軍の本分だと考える砲戦・戦艦決戦重視の派閥と
「戦艦は航空攻撃に勝てない、これからは空母だ」と主張する航空主兵論者
この2つの思想、というか派閥の争いがクローズアップされますが
「最強は砲戦でも航空攻撃でもなく水雷戦」と主張し駆逐艦など水雷戦隊への予算配分を要求する
水雷派閥とでも言うべき派閥が第三極へと育って争いに加わるような事は無かったのでしょうか?
特に酸素魚雷を持つ日本海軍なら水雷戦に自信を強めて
水雷畑の声の大きさが2つの派閥に負けない程強くなっていそうなものですが