>>349
南米はドイツ系移民が高い社会階層にいて国家社会主義に共感を持つ者もいたし大戦時にも中立を保った国もあったので逃亡者が潜伏しやすかった
カトリック聖職者の中には反共主義から戦後ナチ戦犯を匿い、戦時中もドイツ寄りの中立国だったスペインなどを経路として南米への逃亡を助ける者もいて、彼らの逃亡経路はラットラインと呼ばれている
(これに関しては当時の教皇の暗黙の承認があったとも言われている)
とはいえ逃亡先は南米に限った話ではなく、スコルツェニーはスペインで事業家として成功したし、アイヒマンの副官だったアロイス・ブルンナーのように中東に逃亡した者もいる