>>517-518
で、まとめると。

「攻勢限界に達しつつ政治的状況が攻勢停止を許さず、頃合いを伺っていた共産党」

「台湾島だけでも独立国家としての統治を安定させるだけの評価を勝ち取るべく、一矢を報い実績を作りたい国民党」

両者の思惑が一致した結果が、古寧頭戦役における人民解放軍の「ちょっとしたつまづき」と国民党軍の大勝利、そしてその後のヌルヌルした
金門砲戦および航空戦につながったとも言える。

いわば古寧頭戦役の時点で既に出来レースだったと思えば、(余計な手間かけさせられたアメリカや戦死した将兵を除けば)誰もが幸せになってるわけよ。
考えてみてほしいが、どっちも指導者層は漢民族だし、思想よか血縁優先なお国柄なわけで、どっちも相手を本気で滅ぼす気があるのやらって感がある。