3日前の記事ですが。

2021.01.11
米海軍と国防総省で評価が対立、空母ジェラルド・R・フォードは本当にテストをパスしたのか?
https://grandfleet.info/us-related/did-the-aircraft-carrier-gerald-r-ford-really-pass-the-test/

(抜粋)
ジェラルド・R・フォードは動力部の修理を確認するシェイクダウン・クルーズ(海上試験)を終えたあとテストに復帰、
これまでの遅れを取り戻すため精力的に働き2020年3月に待望のフライトデッキ認証テストをクリア、
あとは爆薬を水中爆発させ船体がどれだけの衝撃に耐えられるのかをテストすれば初期作戦能力を宣言すること可能
=つまり空母ジェラルド・R・フォードの海外派遣に必要な条件が整うことになる。

このテストは最大で18ヶ月掛かる見込みなので空母ジェラルド・R・フォードが海外展派遣の事前準備に取り掛かるのは2022年後半、
平均7.5月の海外派遣へ投入されるのは2023年中頃と予想されているが、今だに電磁式の弾薬移送用エレベーターの問題は未解決
(11基中5基しか正常に作動していない)で完全な問題解消には2021年いっぱいかかるらしい。
(中略)
この評価は動力部の問題から復帰した空母ジェラルド・R・フォードが2019年11月から2020年9月までに実施した3,975回の
発着艦データに基づいており、米海軍は航空機発着艦支援システム(EMALSとAAG)の平均故障間隔を発着艦4,166回で1回と
要求しているのだがEMALSは平均181回に1回、AAGは平均48回に1回の割合で何らかの問題や故障が発生、
ベラー氏は年次報告書の中で「EMALSとAAGの信頼性は要件を大幅に下回る」と指摘している。
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11基中5基しか作動していないエレベーターとか、
平均181回に1回は故障するEMALSとか、平均4回に1回は問題起こすAAGとか、
フォード君はいつになったらまともな空母になれるのかね・・・