レシプロは瞬発力あるけど機械的なコンポーネントも振動も騒音も多い
内燃機関は常に一定の負荷、一定の回転数で回し続けられる方が燃費(燃料あたりの取り出せる仕事量)が向上するし、そういった運転はガスタービンの方が高効率
火力発電にガスタービンが使われるのもそのため
瞬発力やトルクに関しては電気モーターの方が優れるので、あとは仕事を蓄える装置(電池)の性能が閾値を超えれば補機としてのレシプロエンジンに合理性は無くなる
注意が必要な点として、質量比効率または体積比効率で電池がレシプロエンジン+関連要素を上回る必要はない
あくまで一定の水準を満たせば良いという話
他方、船を問わず軍用ヴィークルの電力需要は益々高まり、大きな放出量のためにはどのみち電池の体積を増やすしかない
そういう工学的な観点から統合電気推進方式が合理的な選択肢として見直されているというのが今に至る経緯でもある