サブマリナーの人曰わく、映画の様な水中での魚雷の撃ち合いはフィクションで、先に探知
されて先制して魚雷を撃たれたら一巻の終わりな世界だそうで、原潜と通常潜でセンサーの
能力差は決定的と思える
被探知として原潜の方が動力系に雑音源が多いと言っても、漂泊状態でセンサーを最大感度で
じっと耳を澄ませて何日も待機出来る原潜は、静かな通常潜が得意とされるチョークポイント
での待ち伏せ攻撃でも決して不利ではなく、我慢比べならむしろバッテリー残量を気にしないで
済むだけ原潜が有利とも言える

ただ、そうは言っても原潜は取得費以外に維持費が高いのは事実ではある。
途中で燃料交換をする場合は1年のドック入り期間と通常潜が1隻買えるぐらいの金額がかかるし
廃艦にした場合の処分費でも同様
つまり建造費が通常潜の3倍でも就役中にさらに1隻分弱、廃艦時には0.5隻分ぐらいの費用
がかかる、常時1隻を作戦行動可能にする為に3隻を最低戦隊数としても通常潜の13隻分の費用は
見込まないといけない。
1隻の原潜を常時運用するのに通常潜が13隻も揃えられるとなると、幾ら原潜に決定的なアドバン
テージがあっても、大国海軍ほどの金持ちでもなければ、やはり原潜整備は悩む所ではあろうな