>>766
せやな、空母(ヘリ空母含む)って言うなら少なくとも20ノット強程度の速度では遅すぎるし、最低でも30ノット弱の28ノット位の速度性能は必須
輸送艦の場合は積載量が重要になるので機関性能を上げるだけのスペースが取れない
ざっくりいうと20ノット辺りまでの速度で我慢すれば機関性能はそれほど必要ないけどそこから5ノットあげようとすると機関性能、容積は2倍以上必要になる
まぁ、長さを長くして幅を削れば若干必要機関性能は緩和されるが、数ノットの速度性能を開けるために扶桑/山城や伊勢/日向は機関出力を上げつつ船尾延長を行うことでなんとか実用レベルの速度性能が出せた
船尾延長ともっと極端な機関出力を上げたのが金剛級だったかな?
ただし船尾延長抵抗削減という長所とのバーターで起動面では旋回半径が大きくなったり舵の反応が遅くなる、当時の戦闘様式では被弾面席が大きくなるという欠点もあるから良いことばかりではない
洋上戦闘では戦車戦と異なり正面対正面でという事例は少ないし、艦対艦でも空対艦でも側面の面積はステルス形状である程度カバーできるとしても可能な限り小さくするに越したことはない