始皇帝陵から発掘された兵馬俑には、武器にクロムメッキの跡がある
一般的な科学・技術史では、クロムの発見は18世紀末、クロムメッキの実用化は19世紀末以降とされており、
紀元前3世紀にクロムメッキが存在した理由は大きな謎だった

数年前に行われた再調査で、この謎は解明された
武器に塗られていた塗料に、偶然クロムが含まれており、発掘時の調査では、これがクロムメッキだと誤判断されていたのである