柳の木で作った弓が存在する
日本には奈良時代か平安時代に中国大陸から伝来したが、当然、威力の極めて低い、子供の玩具扱いである
その、柳の弓が、江戸時代、町人の間で大流行した
誰かが、弓矢の練習場の名目で小屋を建て、女性従業員にムフフなサービスをさせる商売を思い付いた為である
一応、看板通りの営業もしていたが、特別な的に命中させると高額の賞金が出る、ギャンブル性の強いものだった
幕府からの禁制が出されたりもしたのだが、明治維新以降は射撃場に看板をかけ変える等しながら、しぶとく生き残った
21世紀の今も、ムフフな部分を排除し、賭博にならない程度の少額の賞品としながら、縁日の露天や観光地では現役である