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多田駿は陸大教官時代に「支那人1万人の捕虜を得た情況で如何に処理すべきか」との問題を出した。学生たちは様々に苦心した答案を用意したが、多田の用意していた原案(模範解答)は「武器を召し上げた上全員釈放、正業に就かせる」であった。学生の一人であった有末精三(のちに陸軍中将)の回想による。