>>974
その計算は「全てが故障する確率」にはなってるんだが、「どれかが故障する確率」って計算をするにゃ役に立たん。
だからB-29なんかは試作機がエンジン4機中3機が止まって墜落したし、部隊配備後も故障が続出、撃墜だけじゃなく故障で墜ちるのも多く、
護衛機の基地としてだけじゃなく、不時着場としての硫黄島の確保が急がれた。

他にもドルニエDoXなんて12発機になると、必ずどれかが故障してるどころか飛行できるだけの数が動かん事も多く、たびたび着水しての修理を余儀なくされた。
(大西洋横断飛行に9ヶ月かかった事も)
故障したエンジンなんて、ただのデッドウェイトと空気抵抗のモトでしかないし。

だから故障率の高いエンジン複数載せるくらいなら、故障率が低いエンジン少数の方がメンテも行き届いてマシなわけよ。