>>736
>あと「勝ちに行く」事自体が政治的に許容され難くなった環境の変化で、アメリカの本領発揮の機会が失われているのも

戦術的には圧勝であった1991年の湾岸戦争にしても、戦略的・政治的な評価となるとまた別ですしね。

もっともフセイン政権の権力の根幹である共和国防衛隊野戦軍を完全に包囲殲滅していたら、そのままフセイン政権が
崩壊していた可能性は高く、そうなると後のイラク戦争後の様な手の付けられないカオス状態を前倒ししただろうから、
あそこで追撃を打ち切りフセイン政権を存続させた判断は評価が分かれる所でしょう。

いずれにしろ、フセイン後のイラクが米国が望んだような親米民主主義国に生まれ変わる可能性はほぼ無かったでしょうが。