使用上、問題のない範囲のフラッターだが、より安全性を高めるために
ターボポンプを改良するため、設計変更や製造でもう1年ぐらいかかるとのこと。

JAXA 日本の新たな主力ロケット「H3」の打ち上げ延期 正式発表
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220121/k10013442641000.html
>延期の理由については、新型のエンジンにある燃料を送り込むターボポンプと呼ばれる
>機器の内部で、新たに特殊な振動が確認され、対応が必要になったと説明


大貫剛@ohnuki_tsuyoshi
>ターボポンプは、前回延期後に改良したものを使用して2021年度に認定燃焼試験を行ったが、
>6月の初回でフラッターの発生を確認。小改良したものを10月に試験して改善効果を確認したが、
>さらに改良が必要。

>10月の試験結果を踏まえて検討をしてきたが、改良が必要と判断して初号機の打ち上げを延期。
>現在、起きている現象は理解できているが、改良方法を比較検討している段階のため、完成
>時期は確定できない。

>現在確認されているターボポンプのフラッターや共振は、直ちに打ち上げ失敗につながる
>ようなものではないが、低い確率でつながる可能性もある。
>そこで、そもそもそのような現象が起きないよう、設計を改める。