単純な正義と悪の二文法を振りかざすから、情報戦、世論戦で相手につけ入る隙をつくるのだ。

ロシアもウクライナも両方黒い一面を持っている。それを理解、許容した上でウクライナ支援を選択するという世論作りこそが重要。
これならば、相手がいくらウクライナの悪を暴こうが「それがどうした、そんなことは理解した上で西側としてウクライナを支援するのだ」で話は終わる。

単純な善悪二元論にはろくなことが無い。

ロシアが真っ黒なのは当然だが、ウクライナも2014年前後からの経緯を見れば潔白とは言い切れない。
(その前の欧米の行動も含め)

アメリカの世論が、なぜ一番悪いのをアメリカ自身だと思う人が多いのに、ウクライナ支援の反対は少ないかを考えるべき。
そこに善悪二元論はない。明確な自国の利益があるだけだ。だから米国は強い。

アメリカは自国の闇を理解した上で(国民も含め)選択行動している。
だからロシアの情報戦による煽動にも迷わない(迷う必要がない)