イーロン・マスク氏「中国の経済規模は米国の2~3倍になる」

米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は現地時間5月16日夜、
ポッドキャスト「All-in」のインタビューに応じ、
「世界第2位の経済大国である中国が、米国を抜き去る日が来るだろう」との予測を示した。マスク氏は
「中国の経済規模は将来的に、米国の2倍あるいは3倍になるだろう」
とした上で、中国に対抗するために
「私たちはさらに努力し、内輪もめをやめるべきだ」と呼びかけた。

マスク氏が中国と米国を比較したのは、今回が初めてではない。
以前「フィナンシャル・タイムズ」のオンラインインタビューに答え、
「中国から非常に強大な企業が複数生まれると考えている。
中国には極めて優秀で勤勉な人材が多い。
彼らの製造業に対する信念は非常に強い」と指摘し、
「中国人は夜遅くまで働くが、米国人はできるだけ出勤しないようにしている」と述べていた。

米国の2021年の国内総生産(GDP)は、米国商務省経済分析局(BEA)によると約23兆ドル(約2990兆円)で、
中国のGDPは中国国家統計局によると114.4兆元(約2170兆円)だった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/05f1ac57e615768cf676fdc8ca564addf2f4254e