>>572の続き

例えば、ガダルカナル島撤退時(ケ号作戦)には、
ラバウルの通信隊が、米哨戒機になりすまして、
O電で「敵(日本)機動部隊見ユ」と打電したところ、
アメリカ側は見事に引っかかって、撤退作戦を容易にしたとか。

「日本海軍の術力優秀の電信下士官は、米海軍が叩く電鍵の
言葉でいえば”なまり”のような独特の癖までマスターして発信した」(p194)

通信諜報といっても、その役割は多岐にわたっていたことが分かりますね。