>>601の続き

日本でもアメリカでも、通信文を打電する場合、
いきなり本文を打ち始めるようなことはせず、
まず相手先を呼び出して、応答を確認してから本文に入るので、

大和田通信隊ではこれを捕捉して、各通信隊に「方位測定」の指示を出す。
それに応えて、各所から「第八通8度」(ラバウルの第八通信隊、測定方位8度)
といった報告が入ってくるので、

それを大圏地図(方位を正確に表した地図)に書き込んで、
各方位線の交点が発信源であると判定を下さす流れです。