https://milirepo.sabatech.jp/ukrainian-navys-ada-class-corvette-hetman-ivan-mazepa-is-nearing-completion-but-can-it-be-delivered/
トルコ海軍のペンディク海軍工廠でウクライナ海軍向けに建造されているエイダ級コルベット艦「ヘーチマン・イヴァン・マゼーパ」の船体はほぼ完成しており、進水を控えている状態です。年末にはウクライナに引き渡せる状態になる予定ですが、現在の戦況で引き渡しが可能なのかという懸念があります。

エイダ級(Ada-class)コルベット艦はトルコが建造する戦闘艦で、2020年12月にウクライナ政府は2隻を注文。その後、4隻に拡大され、1隻がトルコで建造、3隻はウクライナのムィコラーイウのオケアン造船所でライセンス生産する契約を締結します。今回、完成を控えているのは2021年9月に1月にトルコで起工した1番艦です。2022年8月18日には17世紀のウクライナの軍人にちなんでHetman Ivan Mazepa(ヘーチマン・イヴァン・マゼーパ)と命名され、船上番号F211がつけられます。装備に関してはトルコで一部分まで行い、2022年末にはウクライナに曳航され、残りの工事が進められ、2023年には完成する予定になっています。