ギルキンはもともとプーチン政権には批判的で、フェイスブックの投稿でロシア帝国運動(RIM)のような
オリガルヒに批判的な右翼にリンクを貼ったりしてきた。そうした界隈の右翼ブロガーと同様に、
「プーチンを支持するわけではないが」という枕詞をよく使う。ウクライナ侵攻後は戦争に勝つために
プーチン批判を封じていたので、もう負けそうだとなったら批判的態度が再発するのは必至。

ギルキンとは違って、親露派治安部隊のホダコフスキーはプーチン政権に批判的なギルキンを苦々しく
思っていて、保守的だ。対面の人間関係を重視する性格で、その範囲の現実に流されやすく理論的な
議論を好まないので、あざやかな抽象論で現実を切り捨ててしまうギルキンとは合わなさそう。