豪会計検査院、ハンター級フリゲート計画について批判。

https://www.australiandefence.com.au/defence/sea/anao-report-critical-of-navy-s-frigate-program

・計画立案や主要装備品取得について、関係している防衛官僚に対する訓練と監督が必要と考えられる。
・設計が未熟な艦(26型フリゲート)を選定したため、計画は18ヶ月遅れることとなった。
・1番艦の就役は2032年中頃まで遅延。
・計画の総額は2018年に報告された443億ドル(約4兆2164億円)よりはるかに高くなる見込み。
・国防省は認可された予算総額では厳しいと言いつつも、未確定部分があることや精査中であることを理由に最新の総額を政府に報告していない。
・ハンター級の設計は、ハンティントン・インガルス造船所のフリゲート4923型、26型フリゲート、仏FREMM型、伊FREMM型、イーヴァ・ヴィトフェルト級、あきづき型護衛艦、ホバート級、45型駆逐艦の8つが候補だった。
・検討委員会は伊FREMM型か改ホバート級を有力候補とし、仏FREMM型と26型フリゲートを3位とした。
・26型が選ばれた理由について国防省側は記録を残していない模様。
・国防省は政府に23の要求性能と対潜戦能力の違いについて評価したと説明したが、費用対効果について評価していなかったことについては説明していなかった。
・維持費は考慮されておらず、さらに国防省は入札額を入札者と協議することなく10%(21億ドル)削減していた。(これについては国防省内部からも批判が出る)
・国防省は指摘を否定。

オーストラリアは発展途上国で間違いないわ。こんなのが原潜導入とかアカンやろ。