エコノミストのザルジニーのまとめ

・反転攻勢5ヶ月で我々は僅か17kmの前進
・ロシアは6km四方を占領するのに10ヶ月かかってる
・この戦争は100年前と同じ膠着戦争
・この状況を打開するに大規模な技術革新が必要で、綺麗な突破は存在しない
・我々のロシアに大損害を与えればプーチンの野望を阻止できるという想定は失敗
・ウクライナの標準的軍はロシアの防衛ラインを突破するのに30km/日進めたはず
・NATOの教科書と、反転攻勢計画ではクリミアに到達し、そこで戦い、そこから帰還しても4ヶ月予定
・現実の地雷原と敵の装備の前に我々は立ち往生
・西側から供給された最新の車両と経験の浅い旅団がすぐに困難に遭遇
・最初は指揮官の問題だと思っていた
・指揮官を交代させ、旅団も入れ替えたが変わらなかった
・私は1941年出版の「第一次大戦を分析した強化された防衛ラインの突破」という本を想起
・先日アヴディウカの前線に赴いたときにこの持論は裏付けられた
・我々の動きは敵に丸裸であり、敵も我々に丸裸の状態
・西側は我々に最新技術や強力な兵器の供給には過度に慎重
・それは我々がロシアに負けないための支援であり、我々が勝つための支援ではない、これは事実
・来年配備予定のF-16もロシアの防空能力が向上しており、おそらくあまり役に立たない
・ロシアのS-400は現在ドニプロを越えて守備範囲を広げている
・我々の苦戦は西側兵器の供給遅れが主要因ではない
・前世代の兵器や、時代遅れの方法ではこの戦争は勝てない、なぜならそれは必然的に膠着し結果敗北する
・我々がクリミアを狙うのは、そこがプーチンの帝国復興計画の要であり、彼の正当性はクリミア併合にあるから
・プーチンは我々の士気の低下と西側の支援崩壊を期待している
・長期戦は我々の3倍の人口と10倍の経済規模のロシアに有利で疑問の余地がない
・我々には迅速な勝利が必要、戦うのに十分な人材が足りなくなる