>>854
>その話聞くたびに思うけれどそんなにあいつらの感謝って欲しがるほどありがたいものなの?

直接的な感謝云々はさて置いても、当時も今も日本は中東産石油の安定供給によって多大な利益を得ているにも関わらず、
憲法9条を盾にして集団安全保障に一切関わらないというのは、普通に安保体制タダ乗りでしたしね。

まだ1960-70年代の日本なら軍事小国である事を言い訳にして免除して貰えましたが、1990年当時の日本はバブル景気で
米国をも脅かす経済大国と化していたのに、日米安保を除いた西側同盟国との集団安保に殆ど関わらず利益のみをせしめる・・・

という姿勢は他国から見ればアンフェアでしかありませんでした。

特にアメリカから見れば、軍事的負担を最小限に抑え一滴の血もも流す事無く、アメリカの富をチューチューし続ける日本は
決していい目で見られていなかったし、主敵であったソ連が冷戦崩壊で自滅すると増々日本への風当たりは強くなりました。

その後日本も集団安保へのコミットを段階的に拡充し、中国が日米共通の軍事的脅威として浮上すると、第二次安倍政権下で
構築された枠組みがにより、日本も名実ともにメインプレイヤーとして振舞う事を定められました。