知恵の実と生命の実は類例神話があるので実の種類は問題じゃなかったり

あれはバナナ型神話と言って「神は初め人に主食として石を与えたが、固くて美味しくないそれを人は拒絶した」
「次に神は美味しいバナナを与えたので人はそれを喜んで食べた」
「そこで神は『石を食べれば石のように永遠の命を得られたのに、バナナを食べたせいでお前達はバナナのように死ぬようになるだろう』と告げた」って神話
ポリネシアとか東南アジアに分布していて日本にも磐長姫と木花咲耶姫の形で伝わってたりするやつ

聖書の失楽園でアダムとイブが食べたのは生命の実じゃなくて知恵の実、そしてそれを唆したのがヘビ
つまりヘビの手元には生命の実が残ってたわけで、元々は「人は知恵の実を選んだので知恵を、ヘビは生命の実を選んだので永遠の命を手に入れた」って形だったと推測できる
東南アジアにおいて結実後すぐに枯れるバナナが「限りある命」の象徴だったようにユダヤ人も何かの実を生命と知恵の象徴だと考えてた可能性はあるけど、真相は闇の中だろうなあ……