>>593
ポーランド誌「wiadomosci」
23/11/5
ウクライナはついにロシアに負けるのか?

・トマシュ・ドレニアク元空軍大将「ザルジニーの指摘は正しい」
・我々はフィンランドとソ連の冬戦争において、領土を割譲したのはフィンランドでありながら勝ったのはフィンランドと考える
・このシナリオはウクライナでも繰り返される可能性がある
・ウクライナは戦争当初に成功した、22年秋にも成功し、大きく領土を取り戻した
・ザルジニーの言いたかったのはおそらくこの成功が「ウクライナは負けるわけがない」という信仰になってしまったということ
・少なくとも2014年のミンスク合意において、ウクライナ人は領土占領の現状を受け入れていた
・2022年に戦争が起こっていなかったら、ウクライナ人のどれだけがクリミア奪還を叫んでいただろうか
・ウクライナ初期の成功で大きな野望に目覚めてしまったが、単純に目標が大きすぎた
・キエフ政権が「この現実」を国民に伝えるのは難しい
・大統領と側近は「戦争の勝利、クリミアの奪還、2014年以前の国境」を繰り返すが
・ザルジニーはその「シナリオが不可能かも」と指摘している
・仮にウクライナが領土割譲で和平交渉になったとして、ポーランドは次の危機になる
・米国と中国を除いて、自力で長期戦を遂行できる国は存在しない
・ザルジニーの記事を受け、ポーランドの一部専門家は既にウクライナは戦争に負けていると指摘
・NATO加盟と引き換えに領土を割譲することによって、ウクライナの安全保障が担保されるかもしれない
・ロシアも現状では危機にある
・ウクライナとの戦争で人的資源、装備を使い果たしており、この状況で更にNATOへ攻撃は無理がある
・ザルジニーの指摘は西側への助けの呼びかけだが、西側は現状それ以上のことはしないだろう
・プーチンはこの戦争に兵站で勝利している
・ウクライナに必要なのは短期的にはゼロ、長期的には航空、そのためには150-200機が必要
・F-16は来たとして4、6、8機では意味がない、また本格的なミッション遂行にはパイロットは何年もトレーニングが必要
・ウクライナ自身が期待値を更に高めてしまった為に、その結果ウクライナは西側に見捨てられつつ有る
・我々の教訓は「戦争を起こさせない政治的状況」の重要性