前スレ記事の再掲だが、多数の難民を受け入れたアラブ諸国もいい加減パレスチナ人への同情が賞味期限切れの兆しなんだよな。


不意打ちを食らうハマス? 「抵抗の枢軸」も口先だけ【萬物相】 (朝鮮日報 11/13)

イスラエルと戦争中のハマスの高官級指導者が、パレスチナ自治政府批判に乗り出した。

ハマスを代表して外国メディアに頻繁に登場するムサ・アブ・マルズク氏は最近、「アル・ジャジーラ」テレビのインタビューに応じた。
「われわれはレバノンのヒズボラとヨルダン川西岸地区のわが兄弟たちに多くを期待したが、パレスチナ自治政府の恥ずべき姿に落胆した」と語った。
また、多くの外国人から、一部の自治政府関係者やアラブ諸国が西側に対して秘密裏に「ハマスを除去すべき」と求めているという話を聞いた-とも述べた。

ハマスはイスラエルとアラブ諸国間の全面戦を誘発しようとして奇襲攻撃を敢行した。 ところが今、そんな全面戦の兆しはほとんどない。
レバノンのヒズボラはもちろんイランの革命防衛隊、シリアのシーア派政権、イラクの民兵組織など、イスラエルに立ち向かう「抵抗の枢軸」は、言葉では
強く言うものの肝心の行動は特に起こしていない。 加えて、一部のアラブの国々が、この機会にハマスを除去しようと西側の背中を押しているというのだ。
驚くべき話だ。 事実であれば、ハマスは味方から不意打ちを食らったことを意味する。

パレスチナの2大勢力であるハマスと自治政府の内紛は根深い。 ハマスはイスラエルとの共存は不可能だという立場だ。
もともと、「ハマス憲章」にはイスラエルを消すことが目標だと明記してある。
自治政府は違う。イスラエルとの平和交渉は可能で、これを通して独立国家を建設すると主張する。
2006年の総選挙、07年の内戦を経て、ガザ地区はハマスが、西岸地区は自治政府が統治し、対立を繰り返してきた。

西岸地区で自治政府も人気がないが、ハマスに対するガザ地区住民らの支持もかつてほどではない。(続く)