>>10の続き
今年8月、生活必需品とエネルギーの不足に苦しむ地域住民らがハマス糾弾デモに乗り出すと、ハマスが強制鎮圧したこともあった。
ニューヨーク・タイムズ紙は「ハマス高官層の縁故主義、腐敗は深刻」と報じた。
最近では、ガザ地区の一部住民らがハマスの極端主義に反発し、ハマス指導部の隠れ家などを教えてやってイスラエル軍に協力している、という話も出ている。

今回の事態で戦闘が拡大するかどうかの鍵を握るイランも、苦心の中にあるという。
イランは核開発で経済制裁を受けている上、昨年から女性人権弾圧問題が大きくなり、内部事情が良くない。

万博の誘致に全力投球しているサウジアラビアは、パレスチナを支持しつつも行動には一線を画している。
イスラエル・ハマス戦争が始まって1カ月。 イスラエルの容赦ない反撃を巡る国際社会の世論と中東諸国の同床異夢が、事態の流れを決定付けそうだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2bd21dc95a0da3d241e0f91f1501cb5f22d686d3

パレスチナもイスラエルを対アラブ全面戦争の泥沼に引きずり込まんと、本来守るべきパレスチナの民衆を盾にして多大な犠牲が出るように仕向け、
国際的な同情が全てパレスチナ側に集まり、イスラエルは全世界を敵に回して完全孤立するはずだ・・・

なんて皮算用の元に乾坤一擲の先制奇襲攻撃を仕掛けましたが、国際社会は口先の支援や形ばかりの同情はしても、ハマスが最も欲していた
イスラエルへの宣戦布告と全面戦争に踏み切る国は皆無です。

イランのパシリのヒズボラにしても、申し訳程度の小競り合いしかしてくれないのだから、このままではハマスがなけなしの戦力と備蓄を削り取られて
ジリ貧になるばかりです。

長年アラブの大義を口にしてきた中東諸国も、これ以上パレスチナ人の厄介者の為に自らの国益まで毀損するつもりが無いのは明らかですが。