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仮に北朝鮮の自称偵察衛星とやらが、グアムやハワイの上空を通過して地表の画像を撮影できたとしても、
夜間や曇り空だと有為な画像足りえません。

無論宇宙大国や先進国が有する本物の軍事偵察衛星なら、その様な状況でも高性能の赤外線カメラや
合成開口レーダーなどを使う事で全天候下の情報収集が可能ですが、宇宙開発の実績が極めて乏しく、
先進国からの機材購入も困難な北朝鮮が、いきなり高性能の画像偵察衛星を作れる可能性は皆無です。

運よく昼間の晴天時にハワイやグアムの地表画像が撮れたとしても、カメラが安物で解像度が低過ぎると
そこから得られる軍事情報はひどく少ないものになるし、そもそも衛星写真の解析と情報収集は、大国でも
膨大なマンパワーとリソースが必須な国家事業なのだから、これまた最貧国の北朝鮮には荷が重すぎます。

つまり、北朝鮮の打ち上げた自称偵察衛星が、軌道上で機能して何枚かの画像を送信できても、それに
軍事的な価値は無いに等しいでしょう。 強いて言えば国威発揚とハッタリ目的ですが。