ロシア軍、ドローン電波妨害装置を車両に取り付け ウクライナから学ぶ
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「ますます多くのロシア軍の部隊が携帯型のジャマーを使っている」と、情報筋はこのアナリストに語った。情報筋は、少なくとも3両の破壊されたロシア軍の車両を撮影したウクライナ軍のドローン映像から切り出した画像も共有。各車両には、背負うことができるジャマー用のアンテナ、あるいはリュックに入れられたジャマーそのものが取りつけられていた。

800mを超える範囲でドローンの指令信号を妨害できるとされているジャマー「ヴォルノレス」を搭載したロシア軍の戦車が前線沿いにどんどん現れている。

ジャマーは万能ではない。開発者らは、無線回線が妨害されている間は自律飛行に切り替えたり、妨害の試みに先駆けて無線周波数をすばやく変えたりする、妨害をものともしないドローンの開発に取り組んでいる。

ウクライナはこのほど、航続距離32kmの新型ドローン「バックファイア」を発表。デジタル変革相のミハイロ・フェドロフは「妨害はほぼ不可能だ」と主張した。