>>348
1944年10月25日のサマール沖海戦で米海軍の護衛空母ガンビア・ベイは大和を含む日本の戦艦や巡洋艦から砲撃され何発も命中したが、商船の設計を元に作られた船体は装甲がほとんどないため戦艦の装甲を貫く徹甲榴弾はほとんどが甲板から船底まで貫通して爆発もしなかった
そのため浸水はしたが沈没するまで時間がかかった
1974年の第十雄洋丸事件では衝突事故で東京湾を炎上漂流する総トン数4万3千tのLPGタンカー第十雄洋丸を沈没処分とするために海上自衛隊の護衛艦、航空機、潜水艦による砲撃、爆撃、魚雷攻撃が行われたが、魚雷の不備もあったが船体の予備浮力が非常に多かったためにこちらも沈没するまで2日を要した

10万トンを越えるような大型タンカーならさらに予備浮力が多いので戦艦の主砲砲弾でも沈没までは命中弾数と時間がかかるだろう