米紙「ウクライナに送られた韓国の155ミリ砲弾、欧州全体より多い」
中央日報 12/5(火)

今年初めから米国が韓国から受けてウクライナに間接支援する形式で伝達された155ミリ砲弾の量が、すべての欧州国家からの供給を
合わせたものより多いと、ワシントンポスト(WP)が4日(現地時間)報じた。
(中略)
ウクライナ軍が必要とする砲弾の量は月9万発以上だが、米国の生産量はこの需要の10%をやや上回る程度にすぎない。
米国の元高官はWPに「簡単な計算だ。ある時点からは必要な量の砲弾を供給できなくなった」と話した。

これを受け、ジェイク・サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は、155ミリ弾薬を自国で生産して大量保有している韓国に視線を向けた。
米国防総省は韓国政府を説得するのに成功すれば、41日以内に155ミリ弾薬約33万発をウクライナの戦場に送ることができると判断した。

問題は韓国が交戦地域への武器供給を法で禁止している点だった。
米政府関係者は韓国側と交渉し、韓国政府は「間接支援の場合なら受け入れることができる」という立場を表したと、WPは伝えた。(後略)
https://news.yahoo.co.jp/articles/64c7df339f041f9eb3a08982eba90a7792a469ee

米軍の1か月の155ミリ砲弾の生産数が1万発以下って少な過ぎるだろソレ・・・

ソ連崩壊後30年に及ぶ平和の配当がかっては圧倒的だった重砲弾の供給能力をここまで目減りさせていたとはね。

その辺欧州諸国も似たより寄ったりなのだが、韓国はそれらの国よりずっと大規模な陸軍(20個師団以上)を冷戦後も維持していたのが幸いし、
重砲弾の備蓄にも 余裕があったので米軍に目を付けられたらしい。

なおウクライナ軍への砲弾の直接供与は国内法上できないので、一旦米軍の備蓄砲弾補充という名目で米軍に送り、そこから玉突き式に
米軍がウクライナに砲弾を贈る段取りになっている。