アウジーイウカ攻防は「ドローン戦」に ロ軍、中隊を2日で35回攻撃
https://news.yahoo.co.jp/articles/dad585635ec192088add7bb140fcbbd73a43327d
ロシア軍は、ウクライナ東部アウジーイウカの防衛を支援しているウクライナ軍第53独立機械化旅団の1個中隊の陣地に向けて、爆薬を積んだFPV(一人称視点)ドローン(無人機)を2日間で35機も突入させた。

100人ほどの兵士が保持する陣地周辺に、900g程度の機体に450gほどの爆薬を載せたドローンが、82分に1回のペースで襲撃したということだ。

ザムによると、インタビュー当時は後者のような爆撃ドローンの飛来は少なくなり、代わりにFPVドローンが増えていた。FPVドローンによる攻撃があまりに多いので、第53旅団は陣地に向かってくるドローンの飛行経路で、ロシア側の操縦士を判別できるほどになっている。「飛ばし方で操縦士を見分けられます」とザムは言う。

明白な解決策がある。「電子戦がもっと必要です」とザムは訴えている。具体的な装備で言えば、電波妨害(ジャミング)装置のことだ。ロシアがウクライナで拡大した戦争では、双方が相手のドローンを飛べなくするために電波妨害装置を用いている。