ゼレンスキー氏「ウクライナはより強く」、前線の状況言及せず

[31日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は新年のメッセージで、2022年2月に始まったロシアの侵攻が2年になろうとする中、ウクライナは深刻な困難を克服して強くなったと述べた。

前線の状況や6月に開始した反攻作戦の戦果が限定的なことや、米欧の「支援疲れ」など政治・外交上の課題には言及しなかった。

ゼレンスキー氏は、20分の動画メッセージで「この1年の主な結果と成果は、ウクライナと国民は強くなったということだ」と表明。

23年の初めを振り返り「われわれは誇張なしに歴史上最も困難な冬を乗り越えた。ウクライナ人が寒さや暗闇、停電の脅威よりも強いことを証明した」と指摘し「ウクライナ人は、いかなる封鎖や拒否権、不信や懐疑よりも強い」と述べた。

黒海でロシアの大型強襲揚陸艦海軍を破壊し、ロシア海軍への攻撃と封じ込めに成功したことも挙げた。

兵力確保が不十分との問題があるなか、「果敢な選択をためらっている人たち」に自国防衛への参加を促した。

兵力確保が不十分との問題があるなか、「果敢な選択をためらっている人たち」に自国防衛への参加を促した。
兵力確保が不十分との問題があるなか、「果敢な選択をためらっている人たち」に自国防衛への参加を促した。
兵力確保が不十分との問題があるなか、「果敢な選択をためらっている人たち」に自国防衛への参加を促した。