ソフトバンクG株が続伸、9割保有のアームが米国時間に48%高
日向貴彦
ブルームバーグ 2024年2月9日 9:17 JST

「かつてはアリババ、現在はアーム一色」ーアナリスト
四半期で黒字転換でも、通期は3期連続の赤字計上の可能性も

ソフトバンクグループの株価が9日、大幅続伸している。同社が9割を保有するアーム・ホールディングス株が米国市場で48%上昇したことが材料視されている。
前日にソフトバンクGが発表した2023年10ー12月(第3四半期)決算も5四半期ぶりに黒字となった。

ソフトバンクG株は一時前日比15.3%高の8477円まで上昇、21年5月21日以来の高値となった。

ソフトバンクGは今後の人工知能(AI)ビジネス戦略において、アームの成長を最重要課題と位置付ける。
アームが1-3月期業績について予想外の強気見通しを示したことが好感され、一時前日比で64%上昇する場面もあった。

ジェフリーズ証券のアナリスト、アツール・ゴヤール氏は9日付の英文リポートで、ソフトバンクGにとっては
「アームが全てだ。かつて長年アリババ一色だったように、現在はアーム一色」と半導体設計子会社の重要性を強調した。
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このところずっと左前だった禿銀行の財務をアームが救う展開に。 48%上昇とはスゲーな。

損禿も焦ってアーム株を全部売り飛ばさなくて良かったと心底思っていそう。