1.
調達価格ではなく製造原価、材料原価ではなく製造原価なのには理由がある?
単に「安く手に入れる」のが目的なら、製造ラインの確立に莫大な時間と資金を必要とする自家製造よりも流通してる製品を購入する方が安い
製造原価には労務費やら経費やらが含まれるから、同じ銃でもいつ何処で誰がどのくらいどんな感じに製造するのかで全く変わってくる。
製造原価は常に変動するものなので、ある銃とある銃とで製造原価を比較するのは不可能。大雑把にこっちの方が安そうかな、という話はできるかもしれないけど、「これが一番安い!」というランキングは不可能

2.
あえてどちらが、と言うなら5.56mmかなあ、でも7.62mmのメリットも捨てがたいんだよなあ…。といったところ
5.56mmは突撃銃と弾薬を共用出来るのが最大のメリット。弾薬の手配や分配の手間が減る。ミニミやRPKのように小銃用のマガジンが使えるモノなら戦闘中に他の分隊員から弾を分けてもらうことも出来る。
欠点として敵味方の小銃と射程距離がほぼ同一になるため、見通しの利く場所だと敵の軽機関銃や狙撃銃からアウトレンジされるおそれがある

7.62mm弾ならば長い有効射程で味方を援護できる。その代わり銃が重く大きくなりがちなため分隊の足かせとなりやすい
味方の前進を後ろから援護射撃したり前進してくる敵を抑えたり、といった軽機関銃寄りの役割を重視したい時に有効