経団連の十倉雅和会長は4日、
福岡市内での記者会見で、
日経平均株価の終値が初めて4万円台になったことについて
「経済の好循環が動き出した」と述べた。
その上で「色々な分野でバブルとも言われている。
実体経済が伸びなければ剝落する恐れもある」と指摘した。
福岡市内で開いた九州経済懇談会後に会見した。
動向が注目される春季労使交渉に関しては「大変期待できる」と手応えを口にした。
13日に予定される大手企業の集中回答に先立って、各社で早期の妥結も相次いでいる。
連合が訴える賃上げ率5%以上の目標は「リーズナブルだ」との考えを示した。