ウクライナ軍がSu-34爆撃機をさらに3機撃墜 ロシア空軍「崩壊」の瀬戸際に
Forbes JAPAN 3/1(金) 9:00配信

ウクライナ空軍の発表によると、ロシア空軍は2月29日、Su-34戦闘爆撃機をさらに3機撃墜で失った。
撃墜が確認されれば、ウクライナの防空部門による未曾有の連続撃墜がさらに続いたことになる。

ウクライナ国防省は「12日間で13機のロシア軍機を破壊した」としている。
内訳はSu-34が10機、Su-35戦闘機2機、ベリエフA-50早期警戒管制機1機だ。

10日かそこらで十数機の損失というのは、疲弊してきているロシア空軍にとって想像以上に深刻な事態だ。
理屈としてはロシア空軍にはまだ多くの航空機があるということになる。 だが実際は、ロシア空軍は危険なまでに崩壊に近づいている。

ウクライナ側がこれほど多くのロシア軍機をどのように撃墜してきたのかははっきりしないが、米国製のパトリオット地対空ミサイルシステムや
冷戦期の古いS-200地対空ミサイルシステムなど複数の防空兵器を使っているらしい。
また、ロシア側が前線付近への航空機の出撃回数を増やしていることも関係しているとみられる。(後略)
https://news.yahoo.co.jp/articles/c8f42c649e085a23ecd904ed9831bbd82ecdffc6

昨今のロシア空軍はSu-34による長射程の滑空爆弾(ロシア版JDAM)投射によってウクライナ軍のエアカバーの外から安全に対地攻撃を
行う必勝パターンを確立していましたが、度重なるA-50の撃墜でそれも根底から揺らぐ事に。

しかしSu-34による滑空爆弾の投射無しでは有効な対地支援が行えないから、損害覚悟で出撃を強要し更にまた損失が積み重なる悪循環。