露、早期警戒機「A50」の生産再開へ ウクライナ軍の撃墜で補充迫られたか
産経 3/1(金) 9:25配信

ロシアの国営軍需企業ロステクのチェメゾフ総裁は2月29日、露軍が運用する早期警戒管制機「A50」の生産を再開する方針を明らかにした。
タス通信が伝えた。 ウクライナ軍によるA50撃墜が相次ぎ、補充の必要に迫られた可能性がある。

A50は大型レーダーを搭載し、露軍がウクライナ軍に対して制空権を握る要となる。
旧ソ連時代に開発・製造され、露軍が近代化改修を施すなどして運用している。
ウクライナ軍は1月と2月に相次いで撃墜を報告したが、露国防省は言及を避けていた。
ウクライナ軍は「A50の生産ラインは既に閉じており、再生産は不可能だ」と指摘。 露軍に残るA50は数機程度だとの見方も示していた。

一方、ウクライナ空軍のオレシチュク司令官は29日、露軍の戦闘爆撃機「スホイ34」2機を東部ドネツク州方面で新たに撃墜したとSNSで報告した。
オレシチュク氏は27日にも2機のスホイ34を撃墜したと発表。露軍の航空優勢の低下を示唆した。

前線の戦況を巡り、英国防省は29日、露軍が17日に東部ドネツク州の激戦地アブデーフカを制圧した後、周辺の複数集落を制圧するなどし、
アブデーフカから約6キロ前進したと分析した。
また、露軍が一連の集落制圧でアブデーフカ周辺の陣地を強固にし、さらなる前進に勢いをつけようとしているとも指摘した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c108d51e24e6b83c068cf7300e156c4d1067f86

本当にロシア軍がA-50の生産を再開したとしても、今のウクライナ戦争が終わるまでに間に合う可能性はゼロだろ。

そして新型のA-100は必要不可欠な先端半導体やレーダー素子の入手が困難な為に、これまた一向に完成の見込みが無いし。