五百旗頭真さん死去 元防衛大学校長、神戸大名誉教授 戦後日本の著作多数
産経 2024/3/7 11:11

日本政治外交史が専門で、防衛大学校長などを歴任した神戸大名誉教授の五百旗頭真(いおきべ・まこと)さんが6日午後4時51分、
急性大動脈解離のため死去した。 80歳。 葬儀は未定。

昭和18年、兵庫県西宮市生まれ。京大卒。戦後日本の実像を描いた論文や著作を多く発表し、神戸大教授や兵庫県立大理事長、
熊本県立大理事長などを歴任した。
阪神大震災で教え子を失った経験を持ち、東日本大震災後は、政府の復興構想会議議長として防災の重要性を訴えた。

平成23年、文化功労者。 天皇陛下の相談役である宮内庁参与も務めた。
主な著書に「米国の日本占領政策」「日米戦争と戦後日本」。
https://www.sankei.com/article/20240307-ND6KJ2HR7RJBNF62HAS5IX7F7I/

でもおそらく最後となったであろうコラムでこんな事を言っていたから減点。

五百旗頭真氏がみる能登地震の対応 「自衛隊の初動に手抜かり」
毎日新聞 2024/3/2 05:45

>◆自衛隊の初動は今回、手抜かりがあったとみている。 陸上自衛隊の全ての駐屯地に「ファスト・フォース」と呼ばれる初動部隊がある。
> 24時間代わる代わる待機し、大きな災害があったらすぐに出動する部隊だ。
>最も被害が深刻だった石川県の輪島市や珠洲市は陸自の駐屯地がある金沢市から100キロも離れていた。
>道路が寸断され陸路から行けないと分かったら、すぐに海と空から救助に向かうことを決断しなければならなかった。

>ただ、海底が隆起して海から上陸することも難しかった。
>実際、発生2日目にはヘリ数十機の態勢を取ったというが、輪島市や珠洲市の寸断された集落への救助に時間を要した。
>今の自衛隊の能力からみればヘリ100機を出せたのではないか。
>陸からも、海からも大量の人員で救助に向かうことができないとなれば、空からの救助にすぐ切り替えなければならないのに、
>それができなかったのは非常に遺憾だ。
https://mainichi.jp/articles/20240301/k00/00m/040/350000c