NTSCの垂直周波数とかフレームレートとか呼ばれるものについて
気になっていることがあります。
今までずっとフレーム周波数は29.97[Hz]だと思っていたのですが、
調べたところ30/1.001[Hz] という説明もあります。
たしかに 29.97[Hz] ≒ 30/1.001[Hz]です。

映像ソースでは1秒あたり30フレームで特定時刻のドロップフレームを加味すると
1時間あたりのフレーム数 = 3600 * 30 - 108(1時間あたりのドロップフレーム数) = 107892

29.97[Hz]の場合は、1フレームあたり 1/29.97[sec]なので 107892 フレームは
107892 * 1/29.97 = 3600 となり、ちょうど1時間になります。

しかし 30/1.001[Hz]の場合は1フレームあたり 1.001/30[sec]なので 107892 フレームは
107892 * 1.001/30 = 3599.9964 < 3600 となり、1時間に足りません。
1日あたりでは3フレーム弱足りなくなります。

実際の放送は 29.97[Hz]と 30/1.001[Hz]のどちらなのでしょうか。
もし、30/1.001[Hz]ならば、足りないフレーム or フレーム間のすきま(?)を
どのように処理しているのでしょうか。