シャープ:冷蔵庫から発火 22機種をリコール


 シャープは同16日、社製の冷蔵庫背面から発火する事故があったとして、同じ部品を使う冷蔵庫22機種、73万7080台のリコール(無償点検・部品交換)を行うと発表した。

 同社によると、1月に兵庫県内のマンション一室で冷蔵庫背面から出火し、壁などを焼く事故があった。けが人はなかった。
庫内のモーターを始動させるスイッチ(リレー)が過熱し、近くのホースに着火したとみられる。
06年11月から、スイッチから煙が出る事故が25件あったが、発火には至っていなかったため自社ホームページだけで公表し、点検・部品交換を進めていたという。

 対象機種は96年12月?01年3月に製造した「SJ?E30B」や「SJ?WA35C」などのほか、同社製で無印良品の「SJ?R35C」。
問い合わせは同社フリーダイヤル(0120・404・511)。【鈴木一也】

http://mainichi.jp/select/news/20120417k0000m040048000c.html