Dr.DAC2 DX TE です。

YAMAHA PA-5B(トランス電源)があったので、使ってみました。
女性ボーカルのサ行がより自然な感じで良い一方で、音がふやけた感じでエッジがはっきりしません。
クラシックの弦楽はよいけど、電子音ではいまひとつ。
PA-5Bを分解してみたら、EIコアトランス、ファストリカバリーダイオード、電解コンデンサ一発(4700μ)でした。
新たな電源を作成してみました。
EIコアトランス(16V 3A)、ショットバリアダイオード、ニチコンファインゴールド(2200 μ ×2)、三端子レギュレータ(1.5 A品)で定電圧化、ダイオード保護のもとでさらなる電解(ファインゴールド (2200 μ ×2)+OSコン(10μ)としてみました。
三端子レギュレータには、メタライズドポリエステルフィルムをかましてあります。
オリジナルと比較すると、自作電源では、男性・女性ボーカルを問わず歌詞が何を言っているのか、よくわかる感じです。
サ行だけでなく、濁音もより自然な感じです。エッジはぴりっと立っているので、電子楽器類もいいです。

大学生の娘に聞いてもらっても差がわかるようです。