単品が良いのは、一番大きいのは音響性能、次に使い勝手、それと製品の機能的な寿命かなあ。

AV周り(特にHDMI関係)はなんだかんだとまだ進歩してて、サウンドバーみたいに一体型の機器だと機能的に陳腐化したときに全とっかえになるけど、アンプと単体スピーカーならスピーカーはそのまま使いまわせるから財布に優しい。
スピーカーは買ってすぐよりしばらく鳴らした後の方が出音がこなれてくるので、ちょうど美味しくなってきた頃に買い替え、とかなると個人的には結構寂しいってのもある。
(ただしほどほどの価格のものを買うなら全とっかえでも別にいいと思う)

あとはまあ、とりあえずサウンドバーにするにしても配管はしとけば?といわれてるのは、このスレに来るくらいなんだからある程度音に興味がある方なわけじゃん?
もし将来的にもっといい音にしたい、と思ったとしても、床置きのスピーカーはなかなか奥さんの許可が出づらいと思うんだよね。
小さいお子さんがいたりしたら、固定されてないスピーカーだの、床を這うケーブルだのなんて凶器でしかないからね。
そういう点でも、手の届かない高さに吊ってしまい、配線は壁に埋め込んじゃう、というのは奥さんのOK取りやすいと思う。
今のAVアンプは低価格機でも音場補正機能が結構優秀なので、意外と天吊り壁掛けでも違和感なく楽しめるよ。

埋め込みの音響機器って実質「新築・改築するときだけに許された贅沢」と言えなくもないし、ヤマハやTOAのPA用埋め込みスピーカーは10年以上(下手すれば20年)平気で使える。
ほかのJBLあたりのでも同一メーカーなら外寸を維持して交換可能な場合がほとんど。
しかも、なんなら住宅ローンに組み込める。費用対効果や満足度は結構高い装備だと思うんだよなあ。