>>179
 左様ですじゃ。
 返答しますと、まずあそこに挙げた曲タイトルによる総試聴時間からの割合で言うと、
圧倒的にアニソン以外のジャズ、クラシック曲の試聴比率が高いです。何せ、とりわけクラシック曲ってのは
一タイトル毎に収録時間も収録音のヴァリエーションもダイナミックレンジのふり幅も全てがより豊富なんで、
この分だけ試聴すべきポイントが多く、又これらをぶつ切りで断続的に試聴するわけにもいかず、
従って必然と試聴時間がより長く費やされてしまうからです。

 一方のアニソンやEDMは精々一タイトル4〜長くても10数分程度の再生時間、試聴ポイントも特定の声優さんヴォーカルの
キャラ人格寄りの演技が入った発声や息継ぎ音等の、ここときめたポイントだけ限定しての比較試聴が
殆どで、このオケとなるEDMも再生冒頭の試聴だけで殆どこの目的を果たせるといった感じでした。
 何故なら先の私のレスにあるように、現段階のSTAX製品はソースのジャンルにとらわれるような凡庸なセコさとは
最早全く無縁であり、とりわけアニソンやEDMといったより単純明瞭な、しかしこれも立派な「音楽」に他ならない
無形の美意識の塊であろうとも、私的表現だと「平坦なテクスチャと密度や質量を伴ったかのような立体感との違い」を
まずもって明瞭に聴かせてくれるからです。この点は最早ソースのジャンルの得手不得手以前の問題となるわけで、
例えれば、プラズマクラスターかうるるとさららのぴちょん君か以前に、まずもって部屋の空調をしっかり快適にしてくれるかが
エアコン機種の選択において最も問われる評価ポイントだろって話と同じです。
(※次レスにつづく)