>>693
補足すると、DVD時代はchによって帯域制限があったけど今は全てのchが20Hz〜20kHz
同様にオブジェクトも20Hz〜20kHzで、XYZで指定した位置に定位させるため
フロア7chとトップ4ch全てに全帯域が出力される

各スピーカーはSmall設定にすれば指定したクロスオーバー周波数で
メインSPとSWに分けて出力することは可能、普通はこの方法を使い
各chに出力される音を逃さず出力している

クロスオーバー周波数は80Hzが標準となっているが、これは一般的に80Hz以下の音は
どこから出てるか特定しにくくなるためで、各SPは80Hzまでをしっかり出せる物が望ましい

トップの場合あまり大きなSPを設置するのは難しいので現実的には小型SPを使う事になるが
あまりにも低域の出ない小型SPを使うと、クロスオーバー周波数が高くなり
方向の分かる音もSWから出力され本来天井から聞こえる音がSWから聞こえる状態となる

上の部屋でドンドンやれば天井からドンドン聞こえると思うが上記状態だと
天井からはコンコンで床(SW)からドンドンという感じになり演出の雰囲気が変わる

自分の実験ではトップに45Hz〜(-6dB)のSPを使いクロスオーバーを50Hzから150Hzまで
順次上げていくと80Hz以下はかなり良好だが、120Hz以上は完全に違う空間になってしまった
特に雷鳴/風圧/水中、衝撃/爆発、機械音/エンジン/モーター、音楽などは顕著