VR普及を妨げている要因は

・ミテクレの悪さ。つけているのが滑稽で人にあまり見られたくないという心理が生まれてしまう。
箱状ではなく、スキーのゴーグル程度、できれば大き目のサングラス程度にならないと厳しい。
グラスと顔の間の隙間を覆う必要は実はそれほどないかもしれない。

・プレイまでの労力。電源をオンしてかぶってまた置いてというそれだけのことだが、
スマホを手に取るだけ、リモコンを押すだけの快に勝てないので選択されにくい。
「実生活でほかのことをしながら」というのができないのも痛い。
グラスをかけたままで過ごせるくらいのデザインや軽さや小ささ、かつ、上に跳ね上げれば普通の視野もすぐ見れるようじゃないと選ばれにくい娯楽。

・プレイ中に気を付けなければいけないコード類や、部屋のなかで物にあたる危険性によってプレイ感が気持ちよくなりづらい。
スタンドアロン型かハイスペックのものは無線式が最低条件になる。

・魅力的なソフトの少なさ(=プレイ時間)の割に、何万円ものコスト。
ゲーム以外でも汎用的に使えるようにしないと市場自体がしぼんでしまう。

・VR自体がまだそれほど完成度が高くはないのでリアル感が足りていない。
解像度よりもまず視野角が狭いことのほうが問題。

・コントローラーが稚拙で、VRの中に関わっていける力が低いので、VR界のなかで自分がいる感がまだ低い。



まあだいたいは技術で解決していけそうだけど。