4400 未知からの生還者 完結編! ・・・2

衛星からのレーザー攻撃で、コリアーたちの本部は一瞬にして崩壊。間一髪で脱出できた
コリアーたちは、戦場と化した町を通り抜け、避難場所を求めてショーンのいる4400センターを目指す。
そんな光景を見ながら、一人ほくそ笑むデニス・ライランド。ついに、あの新兵器を使うべき時が来たと。
極秘で3名の優秀な科学者に製造させていたのは、人体を傷つけることなく、能力を消すことができる
プロマイシン中和爆弾であった。あれを爆発させれば、コリアーたちは普通の人間に戻ってしまうのだ。
この功績が認められれば、政府の要職に就くことも夢ではない。極秘の研究所に連絡を取る
ライランドだったが、科学者も爆弾も消えてしまっていた。実は3名の科学者とは、宿主を替え、
別人となった刻印ある者たちの生き残りであり、彼らはライランドを騙して全く別の兵器を作っていた。
NTACシアトル支局に籠もり、外の世界をモニターするマルコたちの前に現れたのは、ライランドだった。
自分の立場が危うくなったライランドは、かつての部下たちの協力を求めに来たのだ。
偵察から戻ってきたトムとダイアナは、ライランドも連れて、安全な4400センターへと急ぐ。
奇しくも4400センターに集うことになったNTAC、コリアー一派、そしてライランドをショーンは迎え入れる。
立場の異なる4者が仕方なくも協力し合い、ライランドが雇った科学者たちが刻印ある者たちであったこと、
そしてイエローストーン国立公園で強力な反物質爆弾を爆発させ、人類の滅亡を企んでいることを突き止める・・・