>>916
AVアンプの補正で同dBの音源(ピンクノイズ)を各スピーカーに出力し
視聴位置に置いたマイクで測定、全スピーカーからの音が同dBになるように±補正しているよね
5.1.2なら7本、7.1.4なら11本、その位置ならどのchに音を配置しても視聴位置では同じ音量で聞こえる
https://i.imgur.com/xKvtZGk.jpg

Dolbyのシステムチェック用テストトーン(Atmosのmp4ファイル)
上記補正で正しく調整済みならこのピンクノイズの音量は全chが同じに聞こえる
聴感で分からなければスマホのアプリでdB(C)を測定する

5.1.2ch用 https://download.dolby.com/us/en/test-tones/dolby-test-tones_5_1_2.mp4
7.1.4ch用 https://download.dolby.com/us/en/test-tones/dolby-test-tones_7_1_4.mp4
9.1.6ch用 https://download.dolby.com/us/en/test-tones/dolby-test-tones_9_1_6.mp4

つまり音源をパンナーでFH位置に置いても、TM位置に置いても、TR位置に置いても
x.x.4やx.x.6システムなら、それぞれから出力され同じ音量で聞こえる

ではx.x.2システムだとどうなるか?、この場合Dolbyのレンダラーは、Z=100のオブジェクト音に対し
Yを無効(Y=0)にして出力するのでFH位置に置いても、TM位置に置いても、TR位置に置いても
全てトップ2スピーカーに同じ音量で出力する、つまり前後位置は全く考慮されない出力になる
だからx.x.2の場合、表現は立方体ではなく三角柱になる https://i.imgur.com/xKvtZGk.jpg

その話は上記のこの動画で説明している https://www.youtube.com/watch?v=0t5sTu3DLII
この動画のAtmosファイルを再生すれば説明を聴きながら音も確認できる