ほんの10年程前までは、局内でもアナログが残っていた。
今だからこそ言える、アナログ当時のこぼれ話をしましょう。

先輩は1インチポータブルを背中に担いでロケしたがあるという。
重いしめんどくさいし、テープの架け替えが面倒だったそうだ。
理由は3/4ポータブルが出払ってたんだそうだ。

テロップが紙焼きが主流だった頃、とうぜんロールも紙焼きだった。
スピードがH/M/Lの3種類しかなく、3つの秒数を計ってDに報告。
スタートのタイミングが遅れるとこっぴどく怒られた。

当然テロップが紙焼きなら字の間違いも紙で。
切り貼り君が出るまでは、細かい作業の連続だった。
ロゴの取り込みはコピー反転。
テロップ屋さんを写植さんと呼んでいた頃、暗幕あけて怒鳴られました。

ちなみにΩ巻き、もうすっかり忘れてしまいました。